キャベツ畑でつかまえて

観劇の長い感想と記録を残すブログです

ミュージカルキングアーサー観劇感想(その2)

キングアーサー(2回目)を観てきた。
初回は脳内「?????」で埋め尽くされてた謎展開も、ツッコミが一通り終わった状態で観るとキャストの良さな細かな演出が見えて良い。チケット2枚取っててよかったー!!!

できればWキャストはなるべく制覇したかったけど、スケジュールその他もろもろの事情でメレアガン以外は前回と同キャストに。1月の観劇予定つまりすぎなんよ。


キャストボードが移動してグッズ売り場の手前になってました。最初気付かなくて素通りしちゃったけど、確かにこの方が動線良かったと思います。

まぁ物語を理解した上で観てもやっぱり、ユーサー・ドクズ・ペンドラゴンへの果てしないツッコミは免れないけど。
マーリン、「ユーサー王は心から愛しておられた」じゃないんだわ。愛を主張すればストーカー行為や性犯罪が情状酌量される時代は20世紀と一緒に終わったんだわ。まあでもマーリンは人間じゃないらしいので、その辺の機微が分からないのでしょう。

モルガンもさ、復讐をするならユーサー王の悪事を告発し広く知らしめて、「その息子であるアーサーはブリテンの王に相応しくない、最強の騎士メレアガンこそ王に相応しい」とか言えばよくない?
マーリンはユーサーの息子を王にできなくてしょんぼりだし、アーサーは好きなグィネビアと結婚できなくてしょんぼりだし、ユーサーの名誉は地に落ちるし、メレアガンは王になれてハッピーだし、万事解決だよ? 復讐するならもっと確実に! 相手を間違えないで!


それはさておき。
加藤メレアガンは「王冠に付随する女」としてグィネヴィアをみてたけど、伊礼メレアガンはいちおうグィネヴィアのこと好きだったんだなってちょっと思った。加藤メレアガンは伯爵から「おれの娘どうよ」って言われて特に興味もないけどそろそろ適齢期だからオッケーしたし、伊礼メレアガンはなんかの時に見かけたまゆこちゃんに一目惚れして「あの娘をおれにくれよ」って伯爵に持ちかけた感じ。

平たく言うとわりと気持ち悪かった(褒めてます)

 

こういう演目はキャストが変わると役の印象も変わるし、やはり2回観てよかった。そしてやっぱりWキャスト制覇したかったです…(だから1月は詰まりすぎなんよ!)